岩田三宝製作所/SANBOU

灯ともす、忠実な伝統芸


300年前に位置する江戸時代から現代まで三宝を作り続けてきた岩田三宝製作所。

三宝(さんぼう、さんぽう)とは、神道の神事において使われる、神饌を載せるための台のことで、古代には、高貴な人物に物を献上する際にも使用されていました。

岩田三宝製作所では代々受け継いできた三宝作りの技術と木曽檜材へのこだわりを持ち、国から尾張仏具として2017年に伝統工芸品の指定をうけた三宝を古くからの伝統を守りながら製品を作り続けています。

三宝作りに欠かせないのは天然の檜材。岩田三宝製作所では近年では産出が激減し貴重な木材となった、木曾谷国有林で産する樹齢300年前後の天然木曽檜を使用する。

それぞれが持つ材質を見極め、職人が一つ一つ丁寧に仕上げることで木曽檜材の美しい艶を引き出します。

全国で5社程度となった三宝専門の製造メーカーでもある岩田三宝製作所。

これからも続く三宝の伝統芸、技術とともに日本人の神仏に対する伝統の心を大切にしていきたいと考えております。

木曽檜とモダンな生活を


木曽檜はその耐久性、木目の美しさ、香りの素晴らしさから1000年もの昔から神社や仏閣の建築材料に使われてきました。

神聖な木として、神社仏閣に奉納する時の器や家具として長年使われてきた歴史があります。

木目が細かく滑らかな手触りと強い抗菌効果があり、吸湿性に富む素材はひび割れや収縮にも強いと言われています。

そんな木曽檜を使用したKANACAは三宝を作る際に出たカンナくずで作られています。

神具である三宝は作る際に木の節などをカンナで削る為、多くのクズが出てしまいます。

無駄を出さないエシカルな思想と職人の手によって作られる繊細なフラワーモチーフは、まるで本物の花のよう。

手間と技術を必要とする繊細な職人の仕事が光ります。

伝統産業の担い手として、持てる技術で人々の生活に『豊かな時間』を提供し、神道にもある自然や生命への感謝を込めて製作しております。

現代だからこそ表現できる職人による確かなものづくりをお届けいたします。