台屋

積み上げた技術の応用


ものづくりの町、新潟県の三条市にて山谷製作所は1946年に創業しました。

木工業ではありますがメインで作っているものは鉋(かんな)の木の部分である”鉋台”と少々変わっています。

何十年とただただ同じことを繰り返してきたことによる技術、

その経験を次の世代にしっかりと伝承させてきたことによる結晶は現在、二代目と三代目につながり、家業を守っています。

鰹節削り器のブランド「台屋」はそんな山谷製作所のなかで生まれたブランドなのです。

なぜ鉋の木の部分でもある鉋台を作る会社が鰹節削り器ブランドを立ち上げたのか。

木造建築の減少や、様々な代用道具が生まれるなどして鉋(かんな)の需要は減り、

同時に産地の同業者も高齢化などで廃業することが多くなった今、

その技術を消さないため、後世に伝えるためにもう少し視野を広げて製品作りに生かしたいと考えました。

考え始めて少し経った、2013年12月「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産として登録されました。

私共も伝統的な食文化を広めるという思いから、以前より頭の片隅にあった「鰹節削り器」。

試作、失敗を繰り返して商品としての価値あるものに仕上がりました。

このような経緯から山谷製作所内に大工道具とは別の製品作りをする「台屋」を始動させることとなりました。

「あたらしい和の形」をあなたに


「山谷製作所らしい、山谷製作所だからできる鰹節削り器を作ろう」。

これまでのノウハウを生かしつつ、現代の食卓用の鰹節削り器の開発を進めました。

一般的な鰹節削り器は削ったカツオ節を引き出し式で取り出す組み木箱の削り器。

もっと簡単に新たな価値を届けたいと思いからこれまで培ってきた砲台を作る技術を活かしコンパクトで誰でも削りやすたかさに。

シームレス(継ぎ目なし)でツルリとした手触りに仕上がり、厳選した素材を丁寧に削り出し箱としての命を吹き込みます。

当たり前のことだが、食卓に美味しいを届けたい。

台屋の製品で上質な暮らし、そして家族のきずなも深めていただきたい。

そんな思いで、「長く使えること」「機能的であること」「シンプルなデザイン」「適正な価格であること」この基本コンセプトを念頭に現代のライフスタイルに合った製品開発を努めます。

私たち台屋は「あたらしい和の形」をお届けできたらと思います。