折れた野球バットを高級酒器に仰天 リメイク
今回はご縁あって、某強豪高校野球部監督の折れてしまったバットをリメイクさせていただく事になりました。ページ最下部にYouTubeリンクも併せて貼っているので是非チェックして下さい。
今回、ご依頼頂いた折れてしまったバットは、長く練習で使っていたもので、大変愛着があるとの事です。「経年美化」を謳っている弊社としては「蓄積された思い出と愛着」は何としてでも守りたいところです。
ふと、お酒を飲みながら折れたバットの先端を見つめているとひらめきました。(あれ…?これはバットからぐい呑みが取れるんじゃないかな。)
そこで弊社取引先第一号である「ヤマイチ小椋ロクロ工芸所」の小椋さんにご相談致しました。
「バットをぐい呑みにしてください」
なんとも奇妙すぎる相談に一瞬の戸惑いもなく「今からやってみよう」と、小椋さん。
とりあえず先端を少し切ってみると中から驚くほど綺麗な寄木模様が出てきました。なんと、練習用のバットは竹の寄木からできているようです。
普段は木を挽く職人の小椋さん、さすがの竹はダメかと思いきや、あっさり綺麗に挽いてくださいました。バットの寄木模様は大変美しく、思いもよらぬデザインに仕上がりました。
あとは耐久性と美しい模様を魅せるべく、何度も拭いて漆を付ける「拭漆技法」を駆使し、長く使える丈夫な仕上がりになりました。
YouTubeで動画をチェック!
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https://omoishopjp.com/yamaichi/
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弊社は全国のあらゆる技術をもった職人達とパートナーシップを結んでいます。扱える技術の幅広さは日本一の自負があります。新品の形に修理が出来ない場合や、他社に断られた製品でもリメイクや別のアプローチで対応するなど、弊社の広い知見と自由な発想でお客様のご要望にお応え致します。またパートナー職人は例外なく世界でもトップクラスの技術を誇る職人と連携してご対応しますので、どうぞお問い合わせよりご連絡下さい。
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